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祥野獣一の日々の記録


by show_no_11
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風の次は闇。

自転車道には敵多し!!

走行距離 44.5km

風の次は闇。_c0047113_8334445.jpg


比較的天気が良かったのに仕事の都合で、昼間は走れず。
でも翌日が雨予報で、どうしても走りたかったので夕方のポタリングに出ることを決意。

よくよく考えると夕方の出走は初めてかもしれない。
夜のポタリングはちょくちょくやっていたのだが、それは夜でも走れる事がわかっている慣れたコース。

徐々に日が暮れていく中、サイクリングロードを走るのは初めてだった。

しかも1年で最も夜の時間が長い冬至である。
つまり1年で最も日が暮れるのが早い日ということになる。
ま、そのことには後で気づいたんだけど。

いつものようにまずは葛西臨海公園に出る。
天気は曇りだったけど風は弱く、寒かったけどどうせ走ってればすぐに暑くなる。
ポタリングは少し寒いぐらいがちょうどいい。
なんて思いながら、軽快にスタートを切った。

清砂大橋を渡る頃には体温が上がり冷たい風が心地よく、辺りは徐々に夜のまどろみを迎え入れ始めていた。

40km以上の走行距離を目指していたので、平井大橋からそのまま蔵前橋通りに入るのではなく、荒川の右岸を北上し木根川橋を渡って左岸を南下して平井大橋に戻る道順を思い描く。

平井大橋のたもと、定点観測ポイントで休憩を取る。

風の次は闇。_c0047113_8332764.jpg


みるみる辺りは暗くなっていく。
それと呼応するかのように下がる気温。

これはいけないと思い、休憩もそこそこにスピードを上げて走り始める。

夜との競争は俄然夜に軍配が上がった。
すっかり日が暮れてしまったのだ。

これは後に江戸川CRに出た時も同様なのだが、サイクリングロードというのは街頭がほぼ皆無。

土手と平行して走っている国道の街頭や遠くの橋を照らすライト、後はその場から見える夜景。
光源と言えるものはそのぐらいしかない。

後は自転車についている前照灯。

昼間の顔とは全く違う。
遠くに見える人影が徒歩なのかジョギングなのかライトなしで走っている自転車なのか、それすらも見分けがつかない。

地面に何か落ちてやしないかと不安ばかりが先に立ち思うようにスピードが上がらない。

木根川橋~平井大橋間の荒川左岸の道なんてまだ2回目なので、何がどうなってるのか検討もつかない。

サイクリングロードを使わない人には知らない人も多いと思うが、川に沿ってただダーッと道があるのではなく、橋の下を潜ったり、橋の横を通らすためにつづら折りになっていたり、急に行きどまりだったりと意外と複雑な構造になっていたりする。

その上何が落ちているかもわからないし、人間が腹筋トレーニングで転がっていたりするので危険極まりない。

スピードを上げたい気持ちを堪えて、結構なスローペースで進む。

以前も荒川左岸からのステキなスカイツリー写真を披露したが、夜景はもっと綺麗だった。

風の次は闇。_c0047113_8333094.jpg


暗い荒川CRを抜け、何とか蔵前橋通りに入ることが出来た。

蔵前橋通りは普通に都会の国道なので明るさに申し分はない。

しかし、再び落とし穴。

暗闇ほどの恐怖は感じなかったが、夕方なので交通量が午前中~お昼とは比べ物にならないくらい多い。

乗用車だけではなくトラックや大きめのワゴンが増えている。
何より増えてさらに怖かったのがバイクや原付だ。

自転車と同じ軌道をトレースし、こちらよりは少し速い速度で走ってるので追い抜かれるのに若干の恐怖を感じざるを得ない。

とは言え、暗闇よりは100倍走りやすい!!

そして江戸川CRに辿り着く。

先にも述べたが江戸川CRも荒川CR同様で暗い。
荒川CRよりマシなのは平行して走っている道路の街頭が幾分か行く道を照らしてくれている。

そうは言ってもやはり視認性はかなり低い。

安全第一。
スピードはそこそこに先を急ぐ。

江戸川CRから旧江戸川に入るところで、今日は幹線道路へ。
環七をに出る。

今日は友人宅に寄り道。
いつも走るコースの程近くに住んでるのでいつか寄ろう寄ろうと思っていた。
ついに実現!

風の次は闇。_c0047113_8333666.jpg


友人娘に癒され、暖を取り、再び走り始める。

風の次は闇。_c0047113_8334291.jpg


そのまま環七を南下して葛西臨海公園に戻る手もあったが、あえてここは旧江戸川に戻り、帰路へ。

今日の反省はやはり闇との戦い。
暗くなったら無理はしない。
てかサイクリングロードは走らない。
夕方以降のコースを考えないとね。
by sin1_s | 2012-12-23 08:22 | Bicycle Room