祥野獣一の日々の記録


by show_no_11
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職場の喫煙所でたまに会う大好きなおじさんがいる。

私ももう年齢的におじさんだが、彼は確実に年上なので私にとってはおじさんだw

おじさんなのに私服がとってもサイバー。

そして相当な林檎信者w
なので話が合う。

彼とのMac話しは私にとって至福の時。

林檎の話しがいつまでも尽きない。

楽しい♪



彼との出会いはiPhoneが日本に初上陸した時。

とっても欲しかったiPhoneだが、当時は絵文字が無理とか、コピペが出来ないとかまだまだ発展途上だったため見送った。

しかし、今ほどiPhoneはもてはやされていなかったし、持っている人はまだまだマイノリティでフリックしている人を横目に私は当時最新だったシャープ製のフルタッチパネルの物を使っていた。

それはそれでよかったのだが、根っこが林檎派な私にとって当時のiPhoneユーザーを垂涎の思いで見ていたのは言うまでもない。

初めて彼を見たのはやはりいつもの喫煙所なのだが、あまりにも格好がサイバーで全く年相応ではない。

もはやサブカルのにほひさえ漂う。

透明のソリッドなゴーグル、黄色が眩しい小さめのダウン、プラスチック製の強固なこれまた黄色のアタッシュケース、そして上腕部に巻くタイプの専用のiPhoneケース、Bluetoothで繋いでいるであろうヘッドフォン。

どれもが50代男性が装備するような代物ではない。

それでもこだわり抜いてるところに実は好感を持っていた。

常人にはわからないであろうスタイル。

おそらく普段は周りの人に奇異な目で見られているだろうことは容易に推測出来る。

同じ林檎信者とはいえ、同じ格好を私は絶対にしない。

しかし自分も確固たる思いで今のスタイルを貫いているので、そういう意味では本当に共感出来た。

それから私がiPhoneを持つまでの約1年間、喫煙所ですれ違う奇妙なおじさんというポジションを彼は私の中に形成した。

出会うたびにiPhoneの話しを聞きたかったのは言うまでもない。

しかし一見何の共通点もないように見える私たちは会話をする糸口が全く見つからない。

ましてや部署が違い過ぎる。

喫煙所ですれ違う人だって何人もいるし、いろんな人がいる。

お互いそういう1人でしかない。

そんな日常が約一年を過ぎた頃、iPhoneも3Gから3GSに進化を遂げ、もういいだろうと辛抱たまらなくなり、機種変に踏み切る。

そしてiPhoneを持って喫煙所へと向かうことになるのだが、何と向こうから話しかけてきてくれた。

iPhone購入後、それまで眠っていた私の林檎熱は再び息を吹き返し、新しいMacBookの購入へと向かう。

元来知りたい欲旺盛な私にとってiPhoneは水を得た魚だ。

iPhoneと新しいMacBookからあらゆる情報をネットから享受することになる。

彼と仲良くなるのにそう時間はかからなかった。

それ以来互いの情報を交換し合い共有している。

連絡先も何も知らないので、たまに会えない時期が続くと元気かどうか気になる。

忘れてしまうこともあるが、そんな時ふと再び出会う。

そんな一期一会な存在だが、彼も私にApple系の話しをしている時はとても幸せそうな顔をしている。


Macを愛している人は、どこか愛煙家に似ている。

出会った場所がそうだからそう思うのかどうかは謎だが、喫煙所という閉鎖された空間は同じ時間を共有している感がとても強い。

毎度顔を合わせていれば、会話はなくとも顔は覚える。

MacユーザーはWindowsユーザーに比べたら圧倒的に少ないのが現状だ。
だからこそ親近感がわく。

Windowsユーザーにはない熱がある。

別にWindowsが嫌いなわけではない。

圧倒的シェアを誇るWindowsに比べたらMacは喫煙所程度のコミュニティだ。

でもMacユーザーにはWindowsユーザーにはないこだわりを感じる。


もしかしたら私と彼が共有しているのはMacであり、その「こだわり」なのかもしれない。


次はいつ会えるか。

それまでにたくさんの情報を蓄積せねば。
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by sin1_s | 2011-01-22 10:02 | Apple Room